研磨済みのダイアモンドの評価基準のひとつです。
あまりダイアモンドになじみのない方は、
CMや広告の写真などでみるダイアモンドは
真っ白の状態のものが多いのではないでしょうか。
実際に無色のものは希少性が高いと言われています。
カラーについて
カラーグレーディングとは、GIAという機関が開発したもので、
無色のダイアモンドをDとして、そこから少しずつ色がついていったものをE、F、G…といった具合に定めていったものです。
通常の色の範囲で、無色のダイアモンドがグレードや価格決定の基礎になっています。
GIAが定めた様々な基準は、世界標準として認知されています。
カラーグレーディングの表は以下のようになっています。
また、通常ダイアモンドの場合、色がついていくといった時についている色は黄色、もしくは茶色が多いです。
上述した、「通常の色の範囲」というのは、無色からライトイエローやライトブラウンというカラーの範囲です。
青やピンクといったものは極稀で、ほとんどないと考えていいです。
さて、色の濃度とは、「色濃度」です。
これが、カラーグレーディングをしていく際の要素です。
色濃度は、明度と彩度の組み合わせで決定していきます。
色相、彩度、明度という概念は、デザインをかじってる人は分かり易いかもしれません。
色相:赤や青といった色の基本的な色
彩度:色の強さや、強度。もしくは鮮やかさ
明度:色の明るさや暗さ
まず、色の彩度と明度を組み合わせた、色濃度からD〜Zなどを決めていき
色相で、ブラウンやイエロー、ブルーやピンクなどを決定していくと分かり易く理解できるかもしれません。
蛍光性について
天然の多くのダイアモンドは、蛍光性をもっています。
蛍光性は、紫外線に当たると「蛍光」という蛍光という光を放つ性質のものです。
宝石用のダイアモンドの、約35%は、蛍光性を持つと言われており、一般的に光る色は、青色が多いです。
他にも、黄色や白色、オレンジなども存在しています。
青い蛍光の中でも、特に強い蛍光を放つものを「ストロングブルー」、通称ストブルと言われるのですが、
ストブルのダイアモンドは、仮にダイアモンドに黄色味がある場合、お互いの色を打ち消しあう傾向があります。
そのため、ダイアモンド本来の色がわかりづらくなってしまい、敬遠される場合もあります。
しかし、蛍光性のダイアモンドが好きな人もおり、
例えば、ナイトクラブなどに行くとブラックライトがあるのですが、
そこで青などに光るため、あえて、ストブルのダイアモンドなどを使用したがる人も居ます。
A.O.ZのColorへのこだわり
A.O.Zではナチュラル(天然)のものにこだわっています。
トリート(人口処理)されたものは、世の中に多く出回っています。
これは、だれにでも出来ることではなく、
自社にしか出来ないことをメインにやっていこうという考えからきています。
トリートのダイアモンドに関しては、他社などでやっているのであれば、
それは他社にお任せしようというスタンスです。
また、トリートの場合、それ自体を否定は致しませんが、
ダイアモンドに対して、トリート(人口処理)をしたことを、必ず明言、もしくは明記すべきです。
婚約指輪に使用する際のダイアモンドの場合、
特に、お客様がなるべく白いものがいいといった場合は白いものをお探しいたします。
ただ、ご予算などもあるかと思いますので、ご予算内に収めるために、
色が少しついたものも選択肢に入れています。
もちろん、その事はお客様にお伝えするということが前提です。
これは私たちの考え方ではありますが、カラーに関して、
イエローゴールドやピンクゴールドの場合ですとリングにして石を留めてしまうと
地金の色の影響もあり、ダイアモンド自体の色がわかりづらくなってしまいます。
ダイアモンドを真上からみた場合、色々な光を発しているため、ダイアモンドの正確な色を見定めるのは中々難しいと思います。
カラーを見るときに、真横からも見るのですが、ジュエリーという製品になっている状態ですと、真横からカラーを見るのは大変です。
金属部分などがあり、見づらいからです。
ゴールドなど、色の付いた金属であれば、ダイアの黄色味などは飛んでしまいます。
そのため、前述したように、カラーグレードが甘いものも選択肢に入れます。
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