クラリティとは、研磨済みのダイアモンドの評価基準のひとつです。
透明度と言ってもいいかもしれません。
クラリティ要因も、価値に大きな影響を与えます。
ダイアモンドにおいて、クラリティ特徴の些細な違いが
数十万の違いとなって表れる場合もあります。
また、合成ダイアモンドなどは別として、ダイアモンドは自然界の産物です。
そのため、純粋なダイアモンドの結晶というものは非常に珍しく、
何かしらの内包物などが存在する場合があります。
空の景色がひとつとして同じとしてないように、
自然の産物であるダイアモンドの内部も、
同じ景色はないと言っていいでしょう。
クラリティグレードについて
クラリティを判断する場合
ダイアモンド内部の特徴(インクルージョン・内包物)
ダイアモンド表面の特徴(プレミッシュ)
の2つの要素があります。
インクルージョンとプレミッシュが少ないほど、クラリティのランクは高くなります。
しかし、否定的な要素ではなく、いい面もあります。
類似石(似ているがダイアモンドではない石)と区別するのに役立ちます。
理由としては、ダイアモンドと類似石を比較した時に、通常インクルージョンなどは、異なる外観をしているためです。
ダイアモンドが出来る過程を、調べるうえで手掛かりになります。
変わった形(ハート)などのインクルージョンなどがたまにあり、可愛らしい。
全く同じダイアモンドはないため、ダイアモンドを識別するのに役立ちます。
A.O.ZのClarityへのこだわり
透明感のあるものを選ぶようにしています。
SIクラスなど、インクルージョンが目立ちだす場合は、クラウドと呼ばれるものや、
濁った感じになっているものをあまり選ばないようにしています。
そして、インクルージョンが見える場所も重要と考えています。
真上から見た際(テーブル面から見た時)、インクルージョンが目立つところになく、
ガードル付近にあるものをチョイスします。
こうすることによって、リングなどの製品にした際、爪の部分に隠れるため、
インクルージョンが目立たなくなるのです。
テーブル面に目立つインクルージョンがあるSIよりも、ガードル付近などにあって、目立ちにくいSIの方が
製品として出来上がってきたときに、仕上がりはキレイになります。勿論お客様にもお伝えしています。
また、参考にしていただく内容として、0.2ctなどの小さめのサイズの石を使う場合、
FLやVVSなど、クラリティの高いものを無理に選ぶ必要はないと思っています。
なぜなら、小さいものに小さいインクルージョンがあっても、肉眼では分からないからです。
もちろん、透明感があるのかないのかなどは重要ですが。
クラリティに関してもそうですが、鑑定書だけで判断するのではなく、
製品になる時をイメージし、ダイアがどう見えるか。
それをよく考えた上で石をチョイスすることも、自社として大切だと考えています。
ご質問・ご要望、お悩み等ございましたらお気軽にご相談ください。
担当者より追ってお返事させていただきます。
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